飼ってもらえる優しい方を探しています

2014-03-22

大分春らしくなって来ました。
外は梅の花が満開です。

当院の入院犬舎に2月2日より死にかけていた猫ちゃんが元気になって、ごはんが欲しいと鳴いています。

保護された時は、ノミだらけ、下痢(たれ流し状態)、口内炎でヨダレダラダラ、目ヤニで眼がくっついて開けられない、青鼻が鼻の周囲にくっついて鼻づまり、黄疸がひどくて皮膚はまっ黄色でした。
又、低体温で体温計では計れませんでした。

そんな子ですが、まだ生命力があったのでしょう。3週間飲まず食わず点滴だけの生活から脱出できました。

保護された方は猫免疫不全ウィルス(FIV)感染症プラスだと判ったら、他の方に飼ってもらう事をお願いできないし、自分の所で飼うこともできないということで、引き取りを拒否されました。

FIVは人間にうつることはなく、猫属にしか感染しません。猫同士のケンカで噛まれたりするとうつります。

せっかく助かった命なので、幸せな一生が送れることを願っています。
室内飼いのできる方、病気を承知で飼っていただけるやさしい方に、ぜひお願いしたいと思います。

この子の紹介:

シャム猫のミックスでメス猫です。

おとなしい性格ですが、外で餌だけもらっていた様な子なので、知らない人をみると少し逃げ腰になります。

なついてしまったらスリスリよってきて、お腹を出してゴロゴロ喉をならしている子です。

体の負担を考え、避妊手術を当院で近々行う予定でおります。

よろしくお願いします。

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